ChatGPTのモデル、どれを選べばいい？OpenAIのカリスマ・カーパシ氏が伝授！日常は4o、高度な思考はo3、o4は予備！

lin james

2025-06-04

最近ChatGPTを使っていて、「モデルって何が違うの？」「どれを選べばいいの？」と悩んだことはありませんか？

GPT-4、GPT-4.5、o3、4o、o4……名前も多く、性能の違いも分かりにくい。「正直、毎回適当に選んでる」という方も少なくないでしょう。

そんな中、OpenAIの共同創業者であり著名エンジニアのアンドレイ・カーパシ（Andrej Karpathy）氏がX（旧Twitter）で、自身のChatGPTモデル使い分け術を公開。わかりやすくて実用的だと話題です。

この記事では、その内容をベースに「ChatGPTモデルの選び方」と「おすすめのマルチモデルAIプラットフォーム XXAI」もご紹介します。

1. OpenAIのモデル名、正直わかりにくい…

OpenAIのモデル名はどんどん複雑に：

GPT-4 / GPT-4.1 / GPT-4.5
o1 / o3 / o4
そして新たに登場した 4o（フォー・オー）

名前の法則性もなく、「どれが最新？どれが高性能？」と混乱してしまう人も多いはず。そんな中、カーパシ氏が**「自分はこう使い分けている」**というシンプルな指針を提示してくれました。

2. カーパシ流の選び方：「簡単な質問→4o」「重要なタスク→o3」「o4は今は使わない」

カーパシ氏が投稿したのはこちらの使い分け：

🔹 GPT-4o：日常の質問や雑談に最適 「食物繊維が多い食材は？」「来週の天気は？」など、軽い質問や雑談なら4oで十分。処理速度も速く、応答も自然。カーパシ氏いわく「全体の40％はこれを使っている」とのこと。

🔹 o3：複雑で思考が必要な課題に最適 レポート作成、法律や税制の理解、深い推論を必要とする質問にはo3を選択。応答速度は遅めですが、精度の高い思考力が求められるシーンで活躍します。これも使用率40％。

🔹 GPT-4.1：コードレビューやリファクタリング向け 自分で書いたコードを改善してほしい、構造を見直したいという場面で有効。ただし、「一からコードを書かせる」のにはあまり向いていないとのこと。

🔹 Deep Researchモード：大量の情報を要約・分析するタスクに便利 複数のWebページを読み込んで要点をまとめたり、比較したりするタスクには「Deep Research」モード。これはUI上のモデル選択ではなく、設定から有効化する必要がある点に注意。

🔹 GPT-o4：現在はmini版のみで、出番は少なめ 「なぜこのタイミングでo4を出したのかよくわからない」と本人も困惑ぎみ。現時点ではmini版しか使えず、性能的にもo3以下の印象です。